金城将忠氏を強く突き動かす原動力となっているものとは
金城将忠氏は、幼少の頃は比較的、裕福な暮らしをしていました。
会社を経営する父と専業主婦をする母に囲まれて、
不自由ない生活をしていました。
大学も奨学金制度を利用することなく、
実家からの仕送りで生活をすることができました。
周囲の学生がアルバイトにいそしむ中で、
金城将忠氏は実家から十分な仕送りをもらっていたので
アルバイトをすることもなく、
サークル活動を楽しんでいました。
大学を卒業して希望していた会社に就職することができたので、
金城将忠氏はこのまま人生安泰だと感じていました。
しかし会社の上司と合わなくて会社を退職することになり、
さらに父の会社が不景気の煽りをくってしまったことから、
実家からの援助は期待できなくなりました。
それどころか援助をしてほしいと言われることになり、
金城将忠氏は再就職した会社からの給料の半分以上を仕送りすることになります。
家賃を支払いながらの仕送り生活はとてもつらく、
金城将忠氏は今まで貧乏生活をしたことがなかったことから、
心が折れそうになりました。
スーパーの閉店間際に行って割引商品を購入したり、
食品を購入する余裕がないときは駄菓子でお腹を膨らませていました。
極貧時代をもう二度と味わいたくないという気持ちが現在の原動力になっています。